佐渡国際トライアスロン・試練のバイクパート編

試練のバイクパート

うねりに翻弄されたスイム、連続ミスのT1を経て、いよいよ取りこぼしの許されないバイクパートへ突入。 昨年はこのバイクパート（T2含む）を7:16:40で走破し、佐渡トライアスロンで自己最高記録をマークした思い出の区間。

「今年もここで挽回するぞ！」と意気込んでスタートしたものの、すぐにトイレへ…（笑）

短時間で済ませて再スタートを切ったが、その間に数十人に抜かれた感覚。 まあ、ここまでは毎度のことなので、深く考えずに走り始めた。

🚴‍♂️大佐渡コースは追い風

前半の大佐渡は快調。 後半に足を残すため、ペースを抑えて走っていたつもりだったが、例年とは違う西風が追い風となり、思いのほか楽に進めたようだ。

昨年は前半で抜かれっぱなしだったが、今年は抜かれる数が少なかった気がする。 …まあ、去年はお腹の調子が悪くてセーブしてたってのもあるけど（笑）

エイドステーション（AS）では水分とおにぎりを、ウォーターステーション（WS）では水分補給をしっかり行いながら進行。 止まるのは時間的にもったいないが、完走を優先して安全策を選択。

前半の山場「Z坂」は無理せずゆっくり上り、次の「大野亀の坂」も同様に確実にクリア。 今年は暑さが例年ほどではなく、風も追い風で助かった。

鷲崎ASを越えたあたりから向かい風に変わり、疲労がじわじわと。 首やお尻の痛みも出始め、我慢の走りに突入。

両津を越えた頃から雨が降り始め、次第に本降りに。 下りでは滑るのが怖くて攻めきれず、得意な下りが封じられてしまったのは痛かった。

🌧️小佐渡コースは向かい風

小佐渡に入っても雨は続き、途中で一旦止んだものの、強い向かい風でなかなか前に進めず。 例年なら追い風で気持ちよく走れるはずなのに、今年は逆風の試練。

再び雨が降り出し、最悪のコンディションに。 さらに足攣りの兆候が出たため、一旦停止して芍薬甘草湯を服用し、予防策を講じた。

小木に近づくにつれ風はさらに強まり、最大の山場「小木坂」へ。 ここで無理すると足が攣るので、インナーローでくるくる回しながら慎重に上った。

この頃には天候が回復し、今度は晴れて暑くなってきた。 雨よりはマシだが、暑さもまた厳しい。 頻繁にかけ水をして暑さ対策を実施。

風は相変わらず強く、特に橋の上や林の隙間から吹く横風に何度も煽られた。 下りでも風に煽られ、スピードコントロールが必要なほど危険な状況。 得意な下りで力を発揮できなかったのが悔やまれる。

しかし、真野湾沿いでは例年なら向かい風のはずが、今年は追い風で快走。 STRAVAの記録では、小木からフィニッシュまで自己ベストを更新！

こんなこともあるんだね（笑）

🏁フィニッシュへ

フィニッシュが近づくにつれ、疲労はMAXに。 ペースは落ちたが、気持ちよくバイクフィニッシュを迎えることができた。

ただし、向かい風と雨に加え、芍薬甘草湯タイム2回、トイレ2回、エイドでの毎回ストップが響き、タイムは大幅にダウン。

📊バイクパート記録（T2含む）

・【記録】7:45:23

・総合順位：414位

・年代別：4位

・スプリット：　9:24:51（総合362位）

昨年に比べてタイムは30分、順位は100位ダウン。 今回はバイクの影響が大きかったことが数字にも表れていた…(T_T)

風、雨、足攣りなど、さまざまな試練があったけれど、なんとかここまで耐え抜いた。 ここまでの頑張りに「よくやったね！」のクリックをいただけると嬉しいです！

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