目指せタンデムバイク パイロット、見るとやるじゃ大違い
先週の土曜日にタンデムバイクのパイロットの練習をしてきた。
見るとやるじゃ、大違いだった。(汗)
事の始まりは、友人から「ボランティアでタンデムバイクのパイロットを探しているよ」、と聞いたことからだった。
お酒も入っていたし、自転車にはちょっと自信があったので即OKと返事してしまった。
冷静になって考えてみると、経験もないし、視覚障害者の方を後ろに乗せるって責任も重大だし、とちょっと後悔したのも事実。
まずは、どんな感じなのか慣れるところから始めたい、と伝え了解してもらった。
どんな走り方をするのかわからなかったので、ライドについていく事にした。
そうしたら、走り出しからからびっくり仰天!!
スタートからいきなりの加速であっという間に置いていかれたのだ。
二人で漕いでいるので2人力。
信号ダッシュであっという間に間をあけられた。
置いていかれないように自分もダッシュすることで何とか付いていった。
これを何回も繰り返すうちに、すでに足が売り切れ寸前だった。(泣)
ただ、坂の上りになるとペースが落ちるので足休めはできたのだが、下りになるとまた2人力で凄いスピードで下っていく。
こんな繰り返しで、普通のロードバイクでは無い走りをするということが分かった。
ライドでは、都民の森へも一緒に行った。
タンデムバイクは、登りがきついということも分かった。
下りは漕がないと付いていけないくらい速い。
結構いい練習になった。
そして、ついに実車練習になった。
まずは、一人で乗って操作性の確認。
車長が長いのでUターンするのが大変。
カーブで体を倒すとお尻が後ろのハンドルに触れる。
等々あったが、それほどの違和感は感じなかった。
そして、ついに後ろに乗ってもらって走る練習へ。
まず、自分が乗ってから後ろに乗ってもらう。
せ~の、で漕ぎだして前進するのだが、ここでいきなりふらついた。
かろうじて落車は免れたが、危ない状況だった。
後ろの方はさぞ怖かっただろうな、と申し訳なさでいっぱいになった。
ここで、何が悪かったのかを聞いて修正するようにした。
- サドルに座り、自転車を地面に対して垂直にして漕ぎだす。
- 息を合わせ、「せ~の」、で思いっきり踏み込む。
- 踏み込んだら足を止めずに回し続ける。
この3項目が出来るようになるまで4,5回落車寸前を繰り返した。
後ろの方に恐怖心を与えてしまったことが申し訳ない、情けない・・・。
「もう無理ですね」、と言われるのではないかと内心ひやひやしていた。
それでもようやく走り出しが出来るようになった。
そして、次の課題は
- 減速は、声をかけて足を止める。
- 止まる時は、声をかけて3,2,1で足を着く。
走り出しては止まる、また走り出しては止まる、を繰り返した。
後ろの方が乗車してペダルに足をかけるまで自分は自転車を支えていなくてはいけない。
お尻はサドルに座り、右足をペダルに置き、左足で自転車を支えていたら、ふくらはぎが攣ってしまった。(泣)
トライアスロンの練習会の後だったのも影響したみたいだ。
一度休憩して足をマッサージしてもらって何とか回復した。
「この後も続けますか?」と聞かれたが、いつまたふくらはぎが攣るかもしれないので、今回はここまでにしてもらった。
慣れないことをすると、いろんなところに負担がかかるもんなんだね。
タンデムバイクも、ただ乗るだけ、と軽く考えていたが、なかなか簡単ではない!!ということがよく分かった。
見るとやるでは大違いだった。(^_^;)
次回の練習日も決めて帰ってきたのだが、このまま続けていけるのだろうか?という不安がないわけではない。
後ろに乗る方との信頼感が築けなければ、パイロットにはなれないし…。
心配は尽きないのだが、やれることはやらないとね。
次回は、実際に道路を走って曲がる練習の予定。
ちょっと心配だなぁ・・・、曲がれるかなぁ・・・。(^_^;)
タンデムバイクのパイロットへの道スタートだね。
安心して走れるように頑張ってね。
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